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休みが明け、週始まりの朝。


美冬にあの日の出来事を根掘り葉掘り聞かれていた。





「もう、ほんとに心配したんだから」


「ごめん!ほんと、ご心配おかけしました」





あれから美冬には簡単にメールで内容は伝えてはいたが、私に会って話を聞くまでずっと心配してくれていたらしい。





…ほんと私ってば、どれだけ美冬に心配をかければ気が済むんだか…。





「遊にあの後輩の話聞いてから、恵那が何かされたんじゃないかって気が気じゃなかったわよ」


「うん…まあ、ちょっと驚いたけど」





隼人君のこと以上に色々ありすぎて、そっちの方に驚いてたんだけどね…。





すると美冬は途端、口元にニヤリとした笑みを浮かべる。





「で、恭哉君とはそれからどうなったわけ?」


「べっ、別にどうもなってない…かな?」


「えっ、そんなことまで言われて、なにも進展なし?」


「だっ、だって急すぎてビックリしちゃって…」