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俺が好きって認めれば?【完】

#FIRST
「最低!信じられないっ!」

そう、それは突然の出来事だった。





「えっ!?なんで私ですかっ!?」





放課後の職員室に響いた声の持ち主は、沖原恵那(Okihara Ena)。





2年生へと進級し、1カ月と少しが経った頃だ。





「だって今日の日直、沖原だろ?」


「そうですけど…」





放課後、担任に呼ばれたかと思うと、思いがけない頼み事をされたのだ。





「でも私、彼とまともに喋ったことないですよ?」


「そうなのか?まーでも、クラスメイトなんだし、な?」





その、な?ってなに!?





と、心の中でツッコまずにはいられない。





「先生もご存じだと思いますけど、私じゃなくても、届けたいっていう女の子沢山いますよ!」


「いや~それだと喧嘩になるじゃん?だから、喧嘩にならない日直に頼んでるんだよ~」

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