私は橋本瑠璃香、高校1年生やってます


華のJKだぁ~~


私には大好きな彼がいます


南 諒磨


クールでなんでも出来る彼に毎日ドキドキしています


しかも、、わたし、


席が南くんの隣なんです!


ちゃっかり、運命かんじちゃってます////


キーンコーンカーンコーン


ホームルームの時間。


南くんは外を眺めています


私はそんな南くんを眺めています


「南くん、好きです」


「今、HRなんだけど」


「知ってます。いつでもいいますよ」


「ついてけない」


今日もやっぱりクールな用で…


そんな所にも好きだけど…


「えー、これでHRを終わります」


という先生の声で前の席の私の親友、加藤美月(かとうみつき)が話しかけてきた


「ねぇ、瑠璃香。今日英語小テストだけど勉強してきたの?あんたって変なところで抜けてるからね~」


「え?小テスト……わ、忘れてたー!南くんのことで頭がいっぱいで」


「よく言うわ。笑笑ちゃっかり満点取るくせに…瑠璃香が羨ましいわ」


「私は勘で解いてるだけだよ~」


「瑠璃香が言うと嫌味にしか聞こえない」


実は私、勉強出来ちゃうんです!


南くんほどでは無いけどそこまで頭悪くないきがします。。


でも、今回の小テストは自信ないや…


普段は勉強してるんだけど最近は南くん愛が強すぎて…


とても、勉強なんてする余裕はありません。


「そういう美月ちゃんも頭いいじゃん」


「私はそこまで頭良くないよ、普通よ。ふ・つ・う」


そんなことないと思うけどな~


なんて話していると


(ガタッ


「南くん?どこ行くの?」


「アンタには関係ない」


普通なら傷つくかもしれないけど私はポジティブまんでメンタル強しなので、ビクともしません。


むしろ、南くんを思う気持ちが増える一方…


「はぁ…」


今日も私の頭の中は南くんのことで頭がいっぱいです。


そんな時…


ーーーガラガラガラ


「橋本瑠璃香さんいますか?」


知らない男の子が私を探しに来たみたい…?


「橋本瑠璃香は私です!」


「/////あ…あの、今から少しだけお時間いいですか?」


顔を真っ赤にした男の子が言ってきた


次の授業まで10分弱ぐらいあるから…大丈夫かな?


「うん、いいよ?どこに行こうか」


「屋上でいいですか?」


「うん」


今日はすごくいい天気で暖かそうな日だ。


屋上はきっと気持ちいいだろうな~なんて考えているとあっという間に屋上に着いてしまった


「ぁ、あの僕隣のクラスの澤田勇気って言います。その、橋本さんに伝えたいことがあって…」


私に伝えたいこと…?ってなんだろ?


「好きです!入学式の日から、一目惚れしました。僕と付き合ってください」


まさかの告白でした…


私を好きになるなんて物好きだなー、この人。


それによく見ると爽やかボーイって感じの子。南くんとはまた違う良さを持っているイケメンさん。


でも、私は南くん一筋!


わたくし橋本瑠璃香、南くんへの愛は誰にも負けません!



ってこんなこと言ってる場合じゃないや…


早く返事しないとな~


「あの、気持ちは嬉しいんだけどごめんね?私、好きな人いるんだ。だから、澤田くん(?)の気持ちには答えられません。でも勇気をだして告白してくれてありがとう。嬉しかったよ!!ニコッ」


「//////////では、僕はこれで、、もし良ければ僕と友達になってください!」


「友達なら全然welcomeだよー!よろしくね?澤田くん?」


「澤田じゃなくて、勇気って呼んでください。僕も瑠璃香って呼びます!」


「え、じゃあ勇気くん?でいいかな」


「うん、いいよ!」


「これからよろしくね勇気くん!」


「よろしく!瑠璃香ちゃん」


こうして、勇気くんとは友達になり勇気くんは屋上から出ていった


私も出ていこうとしたら突然後ろから誰かに抱きしめられた。


「キャッ」


すぐに匂いでわかった、爽やかだけどほんのり甘くて優しい匂い


「南くん///」


「あんたさ、鈍感にもほどがあるよね」


「うん?ていうか南くんどうして抱きついてるの…?」


ドキドキしすぎてやばいです。


私、今世界で一番幸せものかもしれません!


「いや?」


「ううん、いや…じゃない。ドキドキしすぎて死にそうです」


「なら、良かった。」


「告白されてたの?」


なんか、今日の南くんいつもより甘い♡♡


「は、はい…」


「俺のなのに…(ボソ」


え??…なんて?


「あのー南くん?今なんて言いましたか?」


「別に、それよりもうすぐ授業始まるけど?」


ふと、腕時計を見ると


「わ!?やばい、、あと3分しかない~」


教室に戻ろうとしたのですが。。


南くんが離してくれません


本来なら嬉しいのですが授業があるので


「あの?南くん?そろそろ離してもらっても?」


「嫌なの?」


「嫌じゃないけど授業が…」


そう言うと南くんはすっと離れてしまいました、


寂しいような…ほっとするような?


なんとも複雑な気持ちです


♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜


それから私達は急いで教室に戻りギリセーフ!!


はぁー、良かったε-(´∀`*)ホッ


さっきの南くんの甘さとは真逆にいつものクールな南くんに逆戻り


「はぁー」


さっきのはなんだったのかな…


「どうしたの?瑠璃香元気ないじゃん」


美月ちゃん…


「南くんが好きすぎて」


「はぁー、心配した私が馬鹿だったよ」


挙句の果てには美月ちゃんにまで呆れられました。


私は残りの授業も隣の南くんを見ながらぼーっといていました。


「瑠璃香♪何してるの?」


「え…?」


気づけばもう放課後。南くんの姿もない…


なんという失態。南くんの姿から目を離すなんて…


「あんた、今日変だけど大丈夫なの?」


「美月ちゃん大丈夫だよ!少し考え事してただけだから!」