「よし!お前らー
今日は校門の落ち葉とかを
掃いてくれ!
よろしく頼むぞー!」



先生は真面目なこと言いながら



なんか先生の顔は嬉しそうだ、、、


、、、やるか。



「薫くん、
私ほうき取ってくるねー」



「あ!
俺も行く!」



そう言ってダッシュしてくる


薫くん



足早いんだなー



「置いてこうとするなよー!
飯川に置いてかれるの嫌だからな!」



少し拗ねてる薫くん



かわいい、、、かも


クラスで人気の理由がわかる気がする


そんなことを思いながら



私は薫くんと



ほうきを取りに行った



ほうきを取りに行ってる時



薫くんは何も言わなかった



なんか、難しい顔してたな



は!



もしや、


なんでこんなやつと、、、

とか



気持ち悪い


とか思われてたらどーしよー!


私が、1人でグルグル考えていると


何も言わなかった薫くんが、


ふとこんなことを言った



「なぁ、溜伊って呼んでいい?」



「!?」


「あ、ごめん。
やっぱ嫌だよな、、、
いきなりごめん。」



そういう薫くんの顔は



すごく悲しそうで



とっさに私は答えた



「ううんっ!
違うの!
ちょっとびっくりしただけで!



溜伊でいいよ!」



私はどーすればいいのかな?



「あ、あの!
私も薫って呼んでも、いい?」


嫌って言われたらどーしよー、、、


自分でも分かるくらい


顔が暑い



「!
いいのか!?
じゃなくて!
いいぞ!」


薫の顔の周りに


ぱあっと花が咲いた



きがした


それから嬉しそうに



薫は掃除いていた