ケータイ小説 野いちご

チョコレート ロマンティック

I want you




*・○ …○・*• * ○ * .☆ **.○…*・*

きりーつ、れー。


さよーなら。




委員長の声が響いて、終会が終わった。


あれから、休みがあるたび細野に聞きに行った。


いや、聞きに行こうとしたんだ。



でも、細野はトイレに行っちゃったり友達と話してたりしてなかなか聞きづらい。




結局、返事を聞けないまま、放課後になっちゃった。



今度こそ、今度こそ聞くんだ!


散々チャンスを逃してきただけあって、私は妙に燃えていた。


「…細野、チョコ」




「細野ー!今日部活ないだろ?一緒に帰ろうぜい」




チョコの返事を聞きたかったのに、クラスメートに横取りされた。



私の声も聞こえないまま。



「細野、チョコ…!」


ちょっと大きい声で叫んだのに。


クラスメート君は。


細野を連れて行ってしまう。



「おお、そうだな。行くか」



気づかない細野。



これには結構カチンときた。



気づけ、ばか。




何よ、細野。



私とのチョコの話は忘れたわけ?


そうやって、ついていこうとして。


ずるいずるいとひとりで嘆いてた時、細野と目が合った。


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