今日は大太鼓の練習に行く崇仁さんについて行くことになった。
一通り通してたたけるようになったから見に来ない?と、彼から誘ってくれたのだ。
「おぉ。花音ちゃん。
今日は倉の上達振りを見に来たのか?」
「うん。
邪魔にならないように隅で見てるね。」
茂兄にまで倉と呼ばれてすっかり打ち解けているみたいだ。
何人か、崇仁さんの練習に付き合ってくれている人達で演目の一つを通しでたたくようだ。
茂兄のかけ声とともにみんなが構えた。
崇仁さんも仕事とは違った顔つきになってそれだけでドキッとする。
ドーン、ドーンと体の芯に響く音をさせ、時折、かけ声をかけては、また激しくたたいた。
ものすごい迫力に目が離せない。
普段どちらかと言えば落ち着いている倉林支社長からは想像もつかない激しい動きに目を奪われた。
ドンッ。
最後の音がみんな揃って決まると、周りからワァッと歓声が上がった。
私もすっかり興奮して拍手を送った。
タオル片手に汗を拭きながらこちらに歩み寄ってくる崇仁さんがキラキラしていてなんだか直視できない。
一通り通してたたけるようになったから見に来ない?と、彼から誘ってくれたのだ。
「おぉ。花音ちゃん。
今日は倉の上達振りを見に来たのか?」
「うん。
邪魔にならないように隅で見てるね。」
茂兄にまで倉と呼ばれてすっかり打ち解けているみたいだ。
何人か、崇仁さんの練習に付き合ってくれている人達で演目の一つを通しでたたくようだ。
茂兄のかけ声とともにみんなが構えた。
崇仁さんも仕事とは違った顔つきになってそれだけでドキッとする。
ドーン、ドーンと体の芯に響く音をさせ、時折、かけ声をかけては、また激しくたたいた。
ものすごい迫力に目が離せない。
普段どちらかと言えば落ち着いている倉林支社長からは想像もつかない激しい動きに目を奪われた。
ドンッ。
最後の音がみんな揃って決まると、周りからワァッと歓声が上がった。
私もすっかり興奮して拍手を送った。
タオル片手に汗を拭きながらこちらに歩み寄ってくる崇仁さんがキラキラしていてなんだか直視できない。