ケータイ小説 野いちご

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甘えないで榛名くん。

楓くんにバレました。




翌日、早く起きたわたしは、榛名くんの顔を見ずに学校に向かった。



今日は顔を合わせたくなくて、作った朝ごはんをテーブルに置いて、逃げてきてしまった。


寝たら忘れる性格だから、昨日のモヤモヤは消えていると思ったのに、残っていた。



結局、そのモヤモヤを抱えたまま、あっという間に午前の授業は終わってしまい、お昼休みになってしまった。


いつも通り杏奈とわたしの席でお昼を食べる。



そうだ、これがなんなのか杏奈に聞いてみるのもいいかもしれない。


「あ、あのね杏奈?」

「んー?どうかした?」



杏奈はお昼に購買で買ってきたサンドイッチを食べながらわたしのほうを見た。


「ちょっと教えてほしいことがあって」

「ん?どうしたの?」



昨日の出来事を杏奈に全て話すことにした。

わたしが話している時、杏奈は相づちを打ったり、うなずくだけ。


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