ケータイ小説 野いちご

君色 ~二人の少年・少女の物語~

五月の死と再会


「蓮、フライト時間何時だ?」

『あと2時間後』

「蓮、ここに来て4年か」

『そうだな、本当はもう少し居る予定だったんだが、
急に身内の葬式だから、帰らないと』

「寂しくなるな」

『ジャック、そんな顔すんなよ、夏休み終わる前に彼女と兄妹連れて来るから』

ジャック「楽しみにしてる」

アメリカに来てから4年。
今話してたのは、こっちで仲良くなった友達の
ジャック。
俺は4年前、心臓移植が無事に成功し、帰る予定だったが、如月を継ぐ事を考えて、こっちの学校に転入し、
大学もこっちで、現在大学3年。
ずっと美桜には会っても居ない、でも、美桜も成功して、元気に大学1年目を楽しんでいるらしい。
何で大学3年と言う中途半端な時季に帰国するかと言うと、五月兄が療養先のイギリスで容態が急変して、
亡くなったと聞いたからだ。
大学は夏休みと言うことで、それを利用して帰国。

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