私たちは、教室に着き、席に座った。

(カラガラ

教室に先生が入ってきた。

先「出欠をとるぞ!」

あーこれも今日で最後か。

いつも面倒くさくて返事しなかったな

先「櫻木結々」

結「はい!」

私は今日、初めて、出欠で、大きな声を出した。

皆「...」

先「お、おぉ元気だな!」

私は少し、照れくさかったが、いつもより

清々しい気持ちになった。

先「今日は、みんなに言わなきゃいけない事が
ある人がいる。出てこい。櫻木、安達」

あ、安達ってのは玲の事ね

先「今日限りで、2人はこの学校を辞める。」

男達「え!?嘘!俺たちの天使が」

女達「嫌よ!玲くん(様)に会えなくなるなんて」

先「静かにしろ!」

シーン

おお!先生すごい!ていうか天使って誰?

先「じゃあお別れの言葉を一つ言ってくれ」

玲「じゃあ俺から。
この2ヶ月間仲良くしてくれてありがとう!
とても楽しかった!
みんな面白いし、楽しいし、優しい。
俺、本当に、このクラスで良かったよ!
今まで、ありがとう!
俺を見かけたら、絶対に話しかけること!
いいな!」

皆「フー!キャー!」

皆の色んな声が聞こえる。すごいな、玲は。
たった2ヶ月で、みんなと仲良くなれて。

先「じゃあ次は櫻木」

あ、私の番だ。

結「えー。仲良くしてくれた皆さん
今までありがとうございました!
たった2ヶ月でしたが、楽しかったです!
いつも話しかけてくれた、女子の皆さん。
いつも、楽しくしてくれた男子の皆さん
何故か、いつも、顔が赤かったですね。
大丈夫でしたか?
私は、今日でこの学校を辞めますが、私も、
玲同様、見かけたら、話しかけて下さい!
よろしくお願いします!
本当に、このクラスで、良かったです!」

皆「ありがとう!楽しかった!
可愛かったよ!」

結「ありがとうニコッ」

|彡ッバタンバタバタ

え!?大丈夫かな

結「皆、大丈夫?」

先「ほっとけばいいよ。
じゃあ授業始めるぞ!」

結「はい!」