桜「おはよう!」
玲「おはよ」
結「おはよう!二人とも!」

この2人は私の友達の桜と玲

玲は私の幼馴染み。

今日で、この学校とお別れだけど

やっぱり寂しい。

私は、どのタイミングで言えばいいのか

伺っていた。

玲「あのさ、俺今日でこの学校辞めるんだよね」

桜「え?どういうこと!?」

結「玲も!?」

桜「もってどういうこと?」

結「実はね、私も今日で学校辞めるんだ。」

桜「え?私、聞いてないよ」

結「私も昨日知って」

桜「友達が2人も引っ越すなんて嫌だよ!」

結「私も本当は、嫌だよ!でも」

玲「仕方ない...。」

桜「ねぇ結々どうにかならなかったの?
ねぇ結々!結々!なんで?」

結「ごめんね?」

玲「家の事情なんだから仕方ないだろ
俺もそうだし。」

桜「でも!なんで同じ日に
可笑しいよ!私は、友達じゃないの?」

結「桜は大事な友達だよ!
でも仕方ないんだ。」

結「お母さん達、アメリカに行っちゃうし」

桜「!?」

結「だからごめんね?桜」

桜「ううん。ごめんね?私こそ」

玲「結々は、アメリカに行くのか?」

結「ううん。私はお兄ちゃん達の高校に」

玲「それって、」

桜「男子校じゃない!大丈夫なの?」

結「私は大丈夫」

桜「頑張ってね!結々」

結「うん!で?玲どうした?」

玲「いや!なんでもない」

結「そ!じゃあいいや」

桜「あ!もう遅刻する。早く行くよ!」

結「うん!」