~ある朝~


結「おはようございます」
母「おはよう」
尚人「おはよう結々」
尚希「おはよう」
達「おはよ」
悠「おはよ結々」

結「!?なんでみんなが?
それと悠、お姉ちゃんって呼びなさい」

兄s「さぁ俺にも分からない」

結(作者さんは?)
(私にも分からないわよ)

結(ほんとー?)
(ほ、ほんとよ!)

結(ふーん。まぁいいや)

結「お母様、どうしてなの?」

母「急な話なんだけどね」

母「結々にはね、男子校に編入してもらうわ」

結「どうしてなの!?」

母「実は、お父様と仕事でアメリカに
行かなきゃならなくなって」

結「でも、私女の子だよ?」

尚希「しかも、こんな可愛い結々を?」

達「そうだよ!どうにかならないのか?」

母「どうしても、行かなきゃならなくて
ごめんね?」

結「うん!わかった。どうしてもなら
仕方ないしね。いくよ!私」

母「ありがとう」

尚人「でも、編入試験はしたのか?」

母「それなら大丈夫よ。結々
この前渡したプリントやったわよね?」

結「あの時お母様がわたしてきた
プリント?」

母「えぇ、そうよ。実はそれが編入試験の
プリントだったのよ?」

結「え!?あんなに簡単だったのに」

尚人「マジかよ!?」

尚希「あのプリントで受かった人はいないって
聞いたぜ!」

悠「結々って凄いんだな」

結「そんなことないよ!
それより、編入はいつなの?」

母「明後日よ。学校には伝えてあるから」

悠「大丈夫かな(ボソッ)」

結「大丈夫だよ!心配してくれてありがと!」

悠「べ、べべ別にそ、そんなつもりないし////」

結「もー!じゃあ準備とかしてくるね」

櫻木兄妹の男子達は男子校に入ってとって食われたりしないのか不安で仕方ないことを結々は知らなかった。