ケータイ小説 野いちご

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【完】冷徹王子様は鈍感お姫様を溺愛中 。

◇第2章
「 上書き 」



*・゚・*:.。.:*・


「ねーひなたちゃーん、付き合おうよー」


「……付き合わない」



もう恒例にもなりつつある朝。
早めに学校に着くと同じくらいに早瀬くんが私のところにやってきて、こんな風だ。


まだ慣れてはいないけど、早瀬くんの冗談を軽くあしらえるくらいにはなってきた。


早瀬くんがいると女の子たちの視線が怖いけど、でも早瀬くんがいることで私に何か危害を加えるようなことができないんだと思う。


だからちょっとくらいは、いやその点に関しては結構感謝してるの。



「ひどいなー、ひなたちゃん。球大、サッカー来てくれるって言ったのに悠月の方行っちゃうしー」


「……うっ、それは……」


「傷ついたなー、悲しかったなー」


「うぅ……ごめんなさい……」





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