ケータイ小説 野いちご

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【完】冷徹王子様は鈍感お姫様を溺愛中 。

◇第2章
助けてくれた王子様



*・゚・*:.。.:*・


これは、ついに恐れていたことが起きた。



「……ない」



朝学校に着いて下駄箱を開けると、そこにあるはずの上履きがない。
周りを見るけど、どこかに捨てられてる気配もない。


……はぁ。わかってる、わかってます。
誰かはわからないけど、理由はわかる。


そりゃそうだよ。昨日あんなに悠月と早瀬くんといたんだもん。


だからもう仕方ない。仕方なく私は上履きのスリッパを履かずに教室に向かう。
向かう途中、周りの子のクスクス声とか笑う声とかが聞こえてくる。


確信。私は女子の敵だ。


クラスの子達とか去年同じクラスだった子達がが一部を除いては私に普通に接してくれるのが唯一の救い。





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