《蓮STORY》

このまま美稀を授業に出させると、危ねぇかもしれない。

そのため俺は、美稀を気絶させた。

「ごめんな、美稀……」

美稀をベッドに寝かせ、俺は教室に戻った。

「どうだった?」

「……美稀の物に全部、いろんなのがついてたよ。美稀、危ないかも」

「チッ……」

んで美稀のこと……!

「……っ!くっ」

俺は椅子に座り、お腹を押さえた。

「ちょ、大丈夫?」

「大丈夫っ……」

最近お腹の調子が悪くて、痛みが出てきた。

「はっ……ははっ……」

「え、ちょ……」