ケータイ小説 野いちご

この作品のキーワード

大好きな彼は超能天気ボーイ

能天気ボーイと超絶心配性ガール

運命の人なんて、



将来の旦那さんなんて、



私の王子様なんて、








それに、恋なんて。



ぜーんぶ 私には必要のないもの。




将来は化粧品をつくって評価されて、

そのお金で食べていって、

それでたまに家族と会ったり

たまに友達と遊んだり。





私の描く理想の将来設計図はこんな感じ。



もちろん、
恋愛に関することは一切皆無。





私の名前は帳 梨乃。
今年で高校一年生となる、15歳。




家族は、お母さん(帳 花)と、
お兄ちゃん (帳 海斗)と、
愛犬のテテ。




お父さん(阿形 祐司)は

私が中学校1年の時
つまり3年くらい前に愛人を作ってこの家を出て行ってしまった。





お母さんはそれから当分の間


ご飯も食べず、話さず
たまにヒステリックを起こしては

私たちがなだめて。





本当に傷ついていた。





だから分かるでしょ?
私が恋を必要としない理由が。





傷つくくらいなら、愛を育まなければ良い。




単純で、とっても簡単に出た結論。
だって……簡単に捨てられちゃうんだから。





それが、
正解であると、思っていた。




< 1/ 174 >