、、、


「ここって、、」


どれほど寝てたんだろう、、頭が痛い


重い頭を起こし目を開くと見覚えのない部屋が見えた


一面に敷かれたトランプを意味するカーペット


そして壁に飾られた悪趣味な絵と中央にあるひときわ目立った大きなモニター


私はとっさに立ち上がろうとした、、が、手足が椅子に固定されているみたいだ


体はビクともしなかった


何も思い出せない、、どうやってここに来たのか、ここはどこなのか


パニックになりかけたが私はものを冷静に考えることにした


疑問が飛び交う中私は1つ、とても重要なことにきずいたと同時に凍りついた


「私って、、誰だっけ、、」


その時、部屋の中心にあったモニターが大きな音を立て映像が映し出した


「はいはーい!起きてくださーい!ねぼすけさんは怒られちゃうぞ〜」


私は画面に目を向けた、
画面の奥でシックな椅子に座り王冠のようなものを被った派手な女の人が嬉しそうに話している


あまりに突然なことになにも理解できな



だがしかし、こちらにはお構い無し、話はどんどん進んでゆく


「なんと!今回のゲームはクローバー!♣頭を使うゲームだよ!︎」


「所で君たちは今椅子に縛られてるよね〜でも実はそれただの椅子じゃないんだ」


「それ実は電気椅子なんだよ、時限しきで一定時間経つとビリビリーってね♪」


「さて、今回のゲームの説明だよ〜」


「ルールは簡単!今から手のロックが解放されまーす!
そしたら上から知恵の輪式のブロックが落ちてくるから、」


「ブロックの中には鍵が入っててパズルを解いてそれを取り出し足のロックを外せばクリア!君の勝ちだよ!」


「もし脱出できなかったら〜その時は大人しくしんでくださーい!」


「え?、、」


電気椅子?ゲーム、、?まだここがどこかも分からないというのに、、

それに、、死ぬって?あの女の子は何を言ってるんだ


考えることも許されぬまま命をかけたゲームは今始まろうとしていた