ケータイ小説 野いちご

グリーンピアト物語 ~皇子様は〇〇レス?~

最終章 レスを乗り越えた愛


 部屋に戻って来たラディスとミディアルは、一息ついた。


 ミディアルは、まとめていた荷物を元に戻した。



 外は夕刻時、日が沈むにはまだ時間があるようだ。



 ソファーに並んで座るラディスとミディアル。


「もう、一人で出ていくなんて言うなよ。心臓が止まりそうだった」

「すみません・・・」

「ねぇ・・・」


 そっと、ミディアルの肩をラディスが抱いた。


 熱い目でミディアルを見つめるラディス・・・


「なんだか、前よりずっとお前の事好きになった」

「え? 」

「こうやって向き合ったの、久しぶりだな」

「はい・・・」


 すーっとラディスの顔が近づいて来た。


 そっと唇が重ねられた・・・



「・・・とまんない・・・」

 そう言って、ミディアルを抱きかかえ、ラディスはそのまま寝室へ向かった。



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