それは涼しい秋のお昼頃だった。
?「あの…」
誰かに呼ばれて振り返ると、可愛い男の子がいた。
?「あの…好きです‼付き合ってください!」
ちなみに、僕も男の子です。
僕「誰?」
ユキ「僕はユキです!シノンが好きです‼」
これが僕たちの出会いだった。

ユキ「シノン!付き合ってくれて、すごく嬉しいです‼愛してます!」
小5の僕たちには重い言葉だ。
シノン「うん、ありがとう」
子供の相手をするように、僕は塩対応している。
ユキ「大人になったら、子作りしましょうね!」
シノン「そうだね」
言葉の意味を考えないで答えてしまったのは失敗だった。
目を輝かせるユキ。
ヤバい、期待させてしまった。