中学は私の地元の小学校と隣町の小学校の半分の人が一緒になった。

入学して1週間くらいですぐに部活動を決めないといけなくなった

私は幼い頃から、
ピアノに習字にトランポビクスにダンスにバトンにと習ってきたが田舎の学校でそんな部活があるわけもなく。

「どうしよう。」

友達のるなは

「るな、テニス部にするわ!」

「んーじゃあみすずもテニス部にしよかなぁ笑」

「えっほんまにいいん?嬉しいけどみいそれ3年間続けなあかんねんで?大丈夫なん?もっと考えて見たら?」

「そうやんなぁ。うんわかった。もうちょっと考え直してみるわ。」


とりあえず次の日の部活動体験はお兄ちゃんが入ってる陸上部に行く事にした


「えっどうしよう、友達誰もおらんやん。」

そこに、お兄ちゃんの同級生でもあり近所のみさきちゃんがきて

「あっみすずちゃんやん!一緒にアップしよ!」

「あっみさきちゃん!よかったぁ!1人やってん!うん!」

私は、特別走る事が得意ではなかったけど小学校6年間6位以内には入賞してたからそれなりに自信があった。

アップ中もずっとみさきちゃんが話しかけてくれてて

「陸部入るん?もう決めたん?短距離?長距離?」

「まだ悩んでんねん。どうしようかなぁと思ってて。」

「えっそうなん?いいやん陸部!おいでよ」

「一応今のところは第1希望かなぁ」

って話してていい感じの時に顧問の先生が

「はい!1年生は今日はここまで!速やかに帰宅すること!解散!」

「あっじゃあもうあがりやな!またみすずちゃん明日きてな!ばいばい!」

「うん!またあした!ばいばい!」



今日の練習楽しかったなぁ。
私、陸上部にしよかな。
とりあえずるなに帰ったら連絡しよう


「るな!私今日陸上部いってんけどめっちゃ楽しかった!陸上部にしよかな!」

「そうなん?るなはテニス部にする!おたがいがんばろな!」

「うん!じゃあまたあした」

明日担任の先生に陸上部で入学希望書だそ!
よし今日はもう疲れたし寝よう。



次の日の朝昨日寝る前に書いておいた入学希望書をもって担任の先生のもとに。

「えっ、とだバレー部こんか?とだ身長高いし向いてると思うねん!先生バレー部の顧問やから放課後体験きてくれ」

「えぇぇぇぇ!昨日やっと陸上部にするってきめたのにーーー」

「まぁくるだけきてみ!それでおもんなかったら陸上部はいったらええから」

「はい。」


とりあえず今日はバレー部いって入学希望書は陸上部で出せばいっか。
ちょっとまって。
私、球技めっちゃ苦手やねんけど。
絶対無理やん!

うわーーー!!!
はい。なんか言わんかったらよかった。

でもあの井上先生の満面の笑み。
今更断られんしなぁ。

すみで今日はおってのりきるしかないな。
うん。早く終わらして帰ろ。

あっという間に放課後なって
体育館に1人でいったら
小学校がおなじやったみゆが隣町の小学校出身の子といた

「がーーーん。やっぱり今日も1人か。」

最悪。
あの雰囲気の中入っていけん。

と思ってたら井上先生が来て

「あっ!とだ!来てくれたんか!ボール触ってみ!今から説明するから!」

「えぇぇぇぇ!私バレーボールなんかしたことない!できんできん!」

「一年集合!今日はアンダーの練習するぞー」

もう、早く終わって。

井上先生 「とだダンスしとるんか?」

「えっはい。ダンス習ってます。」

「あっそれやったら条件!ダンス優先していいからバレー部入らんか!?」

「えっいいんですか?じゃあ入ります!」


単純。
ダンスが続けれるならなんでもよかった。
元々陸上部に入ろうと思ったのも唯一陸上部はクラブ優先してよかったから。

夏休みになると毎年ダンスがイベントシーズンになるから部活にはあんまり来れんと思うから優先できるならもうバレー部にしよう!

そんな感じできめてもて
隣町の小学校からきたちーちゃんと小学校同じやったみゆと親同士が昔から仲良くて幼馴染のかのの4人が新入部員として入ることになった。


この後に、辛いでき事がまってるなんてこの時は予想もつかなかった。
でもそんな時心の支えとなってたのがみゆとしゅんだった。