ケータイ小説 野いちご

クール彼氏の取扱説明書

1.言葉が足りません。
─佑月side─





日曜日は、由良と映画に行く約束だった。
由良が好きな恋愛映画。
ちなみに、俺は嫌い。あんな甘ったるい映画見れない。


でも由良が見たいって言うからしゃーなし見に行く。





……その予定だったのに。




木曜日、大学の男友達の北村(キタムラ)に日曜日遊ぼうと言われた。




「予定あるから無理」



「あ、彼女?そろそろ見せろよー!」




由良と外を歩いているのを北村が見かけたらしくて付き合っていることがバレた。


大学の友達には、由良と付き合ってることは正直バレたくなかった。




「絶対見せない」



「なんで?佑月モテるから女よけになると思うんだけど」




そんなの知るか。




「可愛いから他の男に見せたくない」




彼女がいるってこともバレたくない。

それくらい、俺って独占欲強いよ。




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