そしたら圭太がごめん、ごめんと言い、ちょっと無言になった。

どうしたの?なんか急に無言になっちゃって!

私が聞くと、圭太が言いずらそうにこういった。

あ、あのさ、俺もう、限界でさ、あ、あれが出そうなんだけど…………、亜衣に入れていい、かな?

えーっ、あれって、あれ?

うん、あれ………。入れていい?

私はもう、パニック状態だった。
だって、初めてって痛いんでしょ!痛いなんて、そんなのイヤ!
そう思っていると、圭太が

痛くはしないから、ゼッタイ!

そう言って私を抱きしめた。
私は心の中で葛藤していたが、入れてほしい気持ちが勝っちゃって、コクッとうなずいた。
圭太は嬉しそうだった。