夕暮れの帰り道、

あなたとはもう会えない、

こんなに好きなのに。

諦めなきゃいけない。

好きになってはいけなかった。

あなたの一番大切な人になりたくて、

離れててもあなたのことでいっぱいだった。

もうなにも手につかない。

(家に帰りたくないな、、)

徐にスマホを取り出し友達に電話を掛けた。

それでも他愛もない話をするだけ、
フラれたなんて言えない。

それどころか相談すらできなかった。

一人で悩んで一人で終わるんだ。

切なすぎるな。

そう考えてると

自然と涙があふれでてくる。

―――大好きです。先輩。もう一度…。