「んん…〜」 重たい瞼を持ち上げると、視界に入ったのは見覚えのない部屋。 家具は、カーテンも机もベットも漆黒の黒。 意識が落ちる前に助けてくれた人の部屋何だろうか。 立ち上がろうとベットから腰を上げるとふらっと目眩がしてバタんっと大きな音を立てて倒れてしまった。