俺はリビングで、親父といた。

ガチャ

風呂場が開く音がして、一声かけようと、ドアを開けた。


「あ…………」



「「あ?」」

「きゃっ」


バスタオルで体を巻いただけの、愛心が顔を赤くして見てる。



「あ、えっと、着替えを忘れてっ。
失礼しますっ、きゃっ」


ツル……


床が少し、濡れていた様で君の体が傾いた。




ガシッーーーーーーー



「大丈夫???」


親父。


いつの間に…………


「あっ、ごめんなさいおじさん」


「ん~確かにおじさんなんだけど、青さんって呼んで。

早く服着な、風邪引くよ」


「はい。青さん、ありがとうございます‼」

愛心が行った後で、思わず俺は親父を睨んだ。