亜美side




真央「ねぇねえ、今日超イケメン転校生が来るらしいよ?」

いつも思うんだけどさ、その情報はどこから仕入れるのかな?真央ちゃん。

怜「えー楽しみ~」

おいおい、お前にも、イケメン彼氏いるでしょ。怜ちゃん。

真央「てか、1番喜ばないといけないのは、あんたでしょ~?」



「そんなこと言って~この中で唯一非リアの私にふらないでよー」


怜「そうだよ。この中で唯一非リアの亜美にふったらかわいそうでしょ?」


「かわいい顔して相変わらず腹黒ですね?」


「もういいもん!
私全然、モテないし。でも彼氏欲しいなー」


そう言って、頬を膨らませると、2人が顔を見合わせた。


真央「亜美ってホント天然ちゃん?」


怜「鈍感ちゃんでしょ?」


「どういう事?」


真央「あのさ、君の回り、見てごらん?」


素直に応じ、見渡すと、ほんのり顔を染めた男子が、さっと下を向いた。


「2人モテモテでいいねいいね。
みんな、顔真っ赤になっちゃってるよー」