私は、ごくごく普通の中学生。




七瀬 亜美(ナナセ アミ)

勉強もまぁまぁ、運動もまぁまぁ、顔もまぁまぁ。




中学生になってから、どんどん友達が、リア充に…



みんな青春してる。いいなぁ。


なんて思いながら、ぼーっとしてると、


「おはよー」

「朝練死ぬ。」

親友の、怜(レイ)と真央(マオ)だ。


「おはよ。
2人とも朝練お疲れ。」


怜は吹奏楽部。

真央はバスケ部。

私はバドミントン部。


2人とも今日は朝練。

肩まで伸ばした髪をひとつ結びにしだした怜。

汗でびしょびしょになったボブの髪を拭き始める真央。

怜は、純日本人なのに、ハーフみたいな顔できれい系。

真央は、かっこかわいい系で男女問わず、人気もの。

幼馴染で、仲はいいけど、2人はリア充。
私は、非リア。

なんか…溝が…ね?

怜「亜美ーどおしたの?」

真央「トイレ、置いてくよ~?」

「待ってよー」

今日もいつもの1日が始まった。

学校は大好き。

友達にも恵まれてる。

あぁ、家なんか帰りたくない。