"yume side"

あの文化祭のあと告白は

パッタリとなくなり

わたしたちは高校3年生の12月を

迎えていた

プロポーズ(仮)を受けて以来颯斗は

甘々になって学校でも

御構い無しにべたべたとくっつく

ようになっていた

颯「優芽〜?すきだよ?chu」

優「それさっきも聞いたし

ここ学校だよ〜///」

里「とか言いつつまんざらでも

なさそ〜笑」

颯「つぎは優芽からキスして?」

ってちょっとだけしょぼんとして
子犬みたいな顔で言われたら

優「chu…」

するしかないのだ///

雅「もう、見せつけるなよ〜笑」

颯「いいだろ〜結婚するんだし」

雅「じゃあ俺も!りおキスして!」

里「ぜーったいやだ!家に帰ってから!」

そうあの後変わったことといえば

りおちゃんと雅人くんは同棲
し始めたのだ

わたしたちはわたしの希望で
卒業してからってことになっている

残り卒業まで3ヶ月って短いようで
長いなぁって最近は思う

自分で卒業してからって決めたのに
もう挫折してる
颯斗のそばにもっともっと
いたいってわがままになってる

はやく結婚したいな…って

颯斗を見るたびに思ってしまう