「萌恵きのうどうだった?」



「渡せなかったよ、やっぱり私のこと好きじゃないみたい」



「そ、そんな…よく頑張ったね」



「う、うん」




私は絶対泣くことはできない、別れてからたくさん泣いた方がいいもんね




「私ね誕生日もうすぐでしょ?だから覚えてなかったら別れようと思う」




「え?別れるの?後悔はない?」




「うん、ないよ」




「そっか…萌恵がそれでいいならいいともおうよ」




「ありがとう」