ケータイ小説 野いちご

タイトルなし

事の発端
瞳side


晴と別れて家に入る。

晴、なにか気づいたんだろうな…
私って顔に出やすいから。それになんてったって相手は晴だから…

つまりは幼なじみに隠し事は出来ないってこと。

明日はそれとなく聞かれるかもしれない。その時は諦めよう、晴にはかなわないもん。晴は私のことよくわかってるから…


まあそれは私も同じだけど。


とりあえず熱をはかってみる。見たら余計辛くなるけど見なかったら気になって逆に寝れないから…

ピピピピッ

38.6…
ですよねぇ。でも9度なくてよかった。私熱って結構高くまで上がっちゃうから熱があるときの8度台ならまだいいほう。


もう寝よう…

着替えて横になる。
でも横になると咳が出てくるし息苦しさが増す。
苦しくて寝られない…


いつだったか晴が、咳が出る時は少し体を起こして寝るとぐっすりは寝れないけど眠りにつくことは出来るって言ってたのを思い出して、枕を立てて背中に当てて、上半身を少し起こしたまま目を瞑る。


ああ、このままなら寝られそう…
晴さまさまだね、晴ありがとう…


そうぼんやりと思いながら私は眠りについていった。

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