ようやく学校へ

私は7日間眠り続けたらしい。
怜矢は泣いていた。

目を覚ましてからもすぐに学校というわけにはいかなかった。

普通病棟に移ってからも一週間
二週間
三週間

時間は過ぎていった。

そして七月
学校に行ける日が来た。
久しぶりの学校は私にとって辛かった

みんなに冷たい視線で見られる。
授業も分からない。
休み時間は事情をいろいろ聞かれたり睨まれたり、もちろん休んでいて単位をとれていないから進級はこのままじゃできない。

休んでいた代償はあまりにも大きかったし、辛かった。