ケータイ小説 野いちご

イジワルな彼は私を溺愛しています

水沢有紀
再会

翌日。

私はオリエンテーションだけの授業を終えて、母のコンビニに向かった。

母のコンビニは若者の多い通りにあるため、それなりに繁盛している。

時間帯が学生の下校時ということもあってコンビニにはちらほらと学生の姿があった。


店の奥の従業員スペースに入る。中はキレイだった。まあ、物がないからというのもあるが。

「有紀、今日から働いてもらうからね」

「聞いてないけど」

「あら、言ってなかったかしら。今日シフト の子が来れなくなっちゃったから、お願いね」

「はあー、分かった」

「それなら良かった。もうすぐ有紀と組ませようと思ってる子が来ると思うのだけれど」

母がそう言ったそばから、部屋のドアが開いた。

「あ」

入ってきたのはユウキ似のあのイケメンだった。

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