ケータイ小説 野いちご

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イジワルな彼は私を溺愛しています

いきなりの同居
強引に

*side 有紀

一週間後の朝の教室。

私は昨晩遅くまで漫画を読んでいたためとてつもなく眠い。

「ふぁ」

欠伸をして机に突っ伏す。

「有紀、そんなに眠くて大丈夫?」

亜矢が聞いてきた。

亜矢とは入学式で話してから仲良くなった。

「う、うん……」

頭をあげることなく返事した。

「全く……」

「「「キャーーー!」」」

女子の黄色い悲鳴でガバッと起き上がる。

「な、何?」

「会長よ。イケメンでファンクラブもあるんだから」

「へー」

「興味ないの?」

「ない。私は平和な高校生活を送りたいからああいう人には近づかない方がいいの」

「ふーん」

私はまた机に突っ伏した。

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