私は、この丘の上で夕日を見るのが好きだ。

ここは、私が落ち込んだ時に来る場所。

人は誰一人来ず、静かなこの丘の上で私は今日も夕日を眺める。

別に、夕日が沈むくらいまでいても問題ないだろう。

私の両親は共働きで、あまり家では顔を合わせない。

そのせいか、私はいつの間にか両親との間に距離ができてしまった。