そして社長と副社長の自宅マンションに
荷物を置いておく。

その後は、会社に戻ったのだが
社長は、私を見るなり

「萌。お前……警戒心とかないのか!?
朔夜から聞いたぞ。
何で命令されたからって俺らと
ど、同居を受け入れたんだ!?」

凄く動揺をしながらも怒ってきた。

ガーン!!

だって副社長が無理やり……。

「えっ……でも。副社長が
そうしないと怖くて」

さすがに脅されたと言いにくい。

「だからって……同居って。
お前……男女が1つ屋根の下で暮らして
何かが起きたらどうする気だ!?

「……何かって……」

「それは……」

お互いに色々と想像してしまい
恥ずかしくなってきた。

社長なんて耳まで真っ赤だ。

「と、とにかく俺は、反対だ!」