人生谷あり山あり
人生、三度あるまさか、

人生は一度きり、

人生人生人生、

たくさんの人生の言葉がある中で
私が唯一気に入ってる言葉がある。


人生恋せよ乙女

何か違う気もするけど、安ぽいと思うけど、なんか憎めない
じゃあ男は何なのよ?

私と面影が似てるあの人は言う

そんなのその人その人違うの、

私はこの自分で作ったオリジナルで生きてる…美琴、あんたはあんたのオリジナルを人生かけて早く見つけることね?それが人生を楽しむ唯一の課題なんだから、

まるで、いつかわかる日がくるかのような、全てを見透かしたあの瞳に
安っぽい笑顔、あぁ、考えただけで寒気が来るような、気がするような


さぁ、最初に人生なんて重い言葉を出させて悪かったわね?
でもこれは必要なこと…
いつか私もあなたも寿命が来る
それが明日なのか今日なのか、はたまた100年後なのかそんなの分からないし私は知りたくもないけど
私にはもっと知りたいことがある。

私にはなぜか男運がないのだ。

これはふざけているように思えて
結構ガチな事だったりする。

好きになってく男はみんな全員ろくなやつじゃなかった。

これは私が好きになったサイテーな男たちの話…



葛葉 美琴 【くずは みこと】16歳

外見は、黒のボブの髪に二重で大きな目、
ぶっちゃけ男はみんな大人しそうで可愛い美琴の外見に惚れる。

現在彼氏…




最初は、本当に最初は幼稚園の時

好きになったのは、幼稚園で同じクラスだった男の子…
何でかわかんないけど気づいたら好きみたいなありふれたパターンだった。
幼稚園児で初恋…あり得ないかもしれないけど、私はあれが初恋だと断言するし、絶対にそうだった。

それぐらい男の子の事が好きだった。


そんな男の子は、気づいたらどこか行ってた。消えていた。
小学生になってやっと落ち着いた時に
男の子を探したけど、男の子はいなかったし、その子は消えた。


まぁ、その後すぐに薄情な私は恋をする。

そこから、初めて付き合い始めたのが中学生の一年生で半年なった秋が始まるか始まらないかあたり
私は同じクラスの桜部真斗 【さくらべ
まさと】を好きになった。
サッカー部で活発でめちゃくちゃ意気投合したけど。
まさかまさかの彼は思わせぶり男だった。
それに最初に気づいたのは私の友達の松下 絵梨 【まつした えり】が教えてくれた。

朝、ホームルームが始まるまでまだまだ時間がある朝の8時、眠くてボーとしながらふねをこいでいた

「みこー、ちょっと相談事があるんだけどよろしいかな?」
少し改まった感じで、めちゃくちゃ
くるくるしとる茶色のくせ毛に指を絡ませて伏せ目で聞いてきた
「んっ?いいけど」
その時真斗と付き合ってたったの一週間だった。

「コレ…」

場所を変えて放課後絵梨が私の部屋に来たら、突然ジャラジャラキーホルダーが付いてるピンクのスマホを見せてきた中身はLINEの会話文的なやつだった。

誰との会話かな?と思って相手の名前を見てみたら、

桜の部 …
「…」

桜の部とは、桜部という苗字の私の彼氏のLINE名なはずで、絵梨と話をする所なんて見た事なかったけど?

よく見てみると、

「ッ、‼︎?ちょっと貸して!?」
絵梨のスマホをひったくるように
奪えば衝撃が走る。
主に体じゃなくて精神の方の…
それくらいあいつの裏切り行為は、私の魂を震わせた。

桜の部➡︎エリーてフツーに可愛いよな

いや、そんなことないてww ⬅︎絵梨

桜の部➡︎目えクリクリやし、性格もチョーおもろいし何より、美琴より優しいし

それ、マジで言ってますか? ⬅︎絵梨

桜の部➡︎おう!なんか絵梨の事考えてると落ち着かないっつーか、何だろ、俺っておかしいかな?笑笑




ブチ、


切れる音がした。。。


しかもこの男、絵梨以外にも紫穂っていう部活の同級生、芹那ていう私の小学生の1っこ下の後輩にも。。
しかもしかも、絵梨以外の子にはもう
「俺好き…君の事」 「好きになっちゃいそー」何て会話文が出てきた。
みんな困っていた。


そう言えばあんまり付き合ってる事とか言わんのって…
まだ1週間だから言う機会がなかったんじゃなくて、他の子口説くため??

あんなに真っ赤にしながら告白してきたのに?あっちが告白してきたんだよ?何だよそれ、好きな私はなんだっつーんだよ!

私の短くも長くもない線が大きな轟音とともに切れた。

あいつ許すまじ。


その時の対応?

追い詰めてやったわ。
後輩と紫苑と絵梨にも協力してもらって1日限定Twitterに晒すの刑よ、
みんなのトーク画面をスクショして貼って、、ねっ?
いいねとかDMまぁ励まし?
を沢山もらえた。有り難や、

勿論怒られたけど…最初っからあいつが悪いから、、もっとスマートに終わらせたかったけど、まぁ初めてクソ男に罰を与えたことに関しては、その時の私は幼いながらによくやったと褒めてあげたいぐらい。

それから、私をストーカしていた男
マザコン気質がひどい男、
亭主関白気味なクソ男

まだあるある。
惚れる恋多き女の私も悪いけど
そんな酷いことするあっちも十分に
ダメ男たちだ。

この物語、
私が本当の理想の男が出来るまで続く。

そしてその間にたくさんのクソクソ男が出ると思うけど胸糞悪かったら、
すぐにバックしなさい。