ケータイ小説 野いちご

SHOCK -衝撃的なlove- 《番外編》

Iroha Side ~3years later~

「正社員にしてくださるんですか?」


私は、3年前、ここ神戸に引っ越してきた。


そしてすぐに今いるファミレスでバイトとして働き始めた。


最初は右も左も分からなくてオロオロしてたけど、慣れてきたら意外と楽しくて、凄くいいお給料ってわけじゃないけど、やりがいがあって楽しい。


3年前の私に教えてあげたい。


働くことって意外と楽しいんだよって。


「そうそう。彩羽ちゃんよぉ頑張ってくれてるし、可愛いって評判やねん」


スタッフルームで、マネージャーの野口賢吾(のぐちけんご)さんがそう言ってくれた。


「ありがとうございます!」


「じゃあ正社員ってことでよろしく。これサインして」


真面目にやるってのも悪くないね。


「彩羽正社員?」


そう言いながら入ってきたのは、2つ年上の先輩佐竹海(さたけうみ)さん。


気さくな人で、最初に仲良くなった男性。


「せやねん。海も知っとーと思うけど、彩羽ちゃん来てから売上よぉなったし」

< 21/ 159 >