どうも!自己紹介なのに何故か告白してしまいました二宮花子です!
…どうやら、皆さんは冗談だと思っているようです。
本気なんですけどね…。

…ってことは、先生も冗談だと思っているのでしょうかね?
だとしたらしっかりと伝えねば!

コンコン((
「失礼しまーす…佐々木先生いますかー…あ、いた。」
「ん?どうした?」
「あのですね、自己紹介の時のアレなんですけど…」
「あー!アレか!面白い冗談を考えたもんだよなぁ〜。計算かな?」
「面白くないですし冗談でもなく計算でもないです!えっと、ここだとアレなので場所変えてもらっていいですか…?」
「……うん?わかった。じゃあ、第二準備室でも行くか。」

二階にある第二準備室に移動した。
「で?冗談じゃないってことは、本気ってこと?」
「…はい。一目惚れで、初恋で、とにかく好きです!教師と生徒なんて、駄目なのはわかってます…!でも好きで仕方ないんです!今すぐじゃなくていいので、いつの日か!彼女のちにお嫁さんにして下さい!」
「あー、うん…駄目なのはわかってるんだな。…ん〜。いつの日か…ね。」
「あの、先生は運命を信じますか?」
「運命なんて、信じないよ。」
「じゃあ、私が運命とやらを信じさせてやります!」
「…バカなの?」
「バカでもなんでもいいです!運命は自分で決めるものなので!」
「…ふーん、好きにすれば?」
「はいっ!好きにします!運命を信じさせて私とゴールインしてもらいますからね!では!」


「…二宮花子…面白いだけじゃなくてバカだったのか…。」

…さてさて…どうやって運命を信じさせようかな?
…よーし、頑張りますか!