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「お〜サラ!!ちゃんと保健室で寝た?」

ぐっすりの昼まで寝たサラは保健室が出ると
友達と一緒に歩いてたツバサに遭遇した。

「ツバサ。」

サラが喋るとツバサの周りはソンソワし始めた。そんな友達に先に行って、とツバサはサラと二人きりになる、


「これからアイツらとバスケしに行くんだけど、サラも来るか?」

案の定首を振ったサラに肩を竦める。

「朝騒がしかったろ?」

そう言えば悲鳴なのかよく分からない声が
朝から聞こえたなと思い出すサラに、

「屋上には行くな」

真剣な顔をするツバサ。

それでも無表情のままツバサを見据える


「どうして?」

「なんでかな…サラが傷つくと思って」

「ツバサ、話が見えない。」

「はは!!嘘だよ、止めてもサラは行くだろうし、じゃ俺行ってくるわ!!」


真剣な表情からオチャラけたツバサは
サラの頭を撫でて目の前から去った。