「...。」

下を向いて黙っている私に政宗さんは...。

「もしかしてこの中にいるのか...?」

ギクッ。
これは正直に言うしか...。

「信長様暗殺を謀った犯人を言います...。でも、絶対刀を抜かないことをお約束していただけますか?」

「...?」

「ああ、わかった。」

三成さんは首を傾げ、秀吉さんは早くしろと急かすような目で私に訴えた。