ケータイ小説 野いちご

ヤンデレ男子の愛の形 ①

出会い

 


 -「だめだよ、華ちゃん。俺のものなのに他の人と話すなんて。もっと俺のことを好きになって。」-


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 高校1年生となった私は初めての電車通学に緊張していた。



 (ほんとにお母さんが言ってたように人が多い…。まさか駅だけでこんなにいるとは。)



 電車が向こうからやってくるのが見えると、窓ガラスにうつるたくさんの人影が見えてよけいに緊張してくる。



 (あれに乗るの…?あのぎゅうぎゅう詰めの車内に?乗れる!?)



 ドアが開くと駅にいた人達が一斉に車内にいる人をおす。私も負けじとおし、やっとの思いでなんとか乗ることが出来た。



 「う…っ。」



 あまりのきつさに思わず声がでてしまう。私が通う学校、「林星高等学校」まで5駅ある。駅と駅の間が長いため、近いように感じて遠い。



 2駅目に到着したところで、たくさん乗っていた人達が降りて、ごっそりいなくなった。しかし、席は人でうまっている。



 (とりあえず次降りそうな座っている人の前にたっておこ…。)



 鞄を持って立ち上がる準備をしている人の近くによっていく。

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