復讐劇を完了した私と龍騎は、黒龍の倉庫で密かに打ち上げをしてる。


ここは龍騎専用の部屋だから、慧みたいな邪魔者が入ることはない。


「香澄の顔見た?」


脳内リピートして爆笑。


「この世の終わりみたいな」


マジで笑いが止まらない。


「明日からの反応が楽しみだねぇ」


龍騎を見るだけで怯えるのは目に見えてる。


「手加減するつもりだったけど、忘れて普通に蹴ったからな」


ホントかな。


「もともとするつもりなかったんじゃない?」


あの様子じゃ、手加減するつもりなんてなさそうだった。


「さぁ?つーか、お前ら仲良いと思ってたから意外だわ」


私と香澄が?