初めて、両親に反抗をした。

理由は、毎日のように繰り返される両親や弟妹からの言葉の暴力や殴る蹴るなどの暴力から逃れたかったから。

でも無駄だった。

反抗した事でもっと酷くなっただけだった。

その中でも祖母だけは助けてくれたけど、それも両親にとっては面白くなかった。

祖母が仕事に行ってる時にいじめは繰り返された。

なぜ、そうされるのか…私だけが暴力を受けるのか…みんなと同じ物を食べれないのか…

次第に、自分が悪いから両親や弟妹は暴力を振るったり同じご飯やお菓子が食べれないんだと思った。

いま、思えばDVを受けてる被害者の人と同じ心理だよね。

「私が悪いから彼が戒めてるんだ。」みたいなね。

でも、違うんだ。

あの人達は、私をいたぶる事を楽しんでたんだ。

人が傷つくのが楽しい、泣いて許しを乞うのが楽しい。

1人仲間はずれを作る事で、それに暴力を振るう事で「私達は正しい事をしている!」と正義ぶりたいだけだった。

だから、私がどんなに泣こうと、どんなに傷つこうと、あの人達は関係なかった。

まぁ、そんなもんだよね人ってさ。

自分が経験しないとわからないもん。