人気者の彼に私は一目惚れをした。



どんな人でも平等に接し、いつでも笑顔で女子に囲まれても嫌な顔ひとつしない。



その上かっこいいし、スポーツも勉強もできる。



爽やか王子様。



まさにこの言葉がぴったりだ。



そんな彼を好きになってしまったから、叶うはずないと思っていた………。



そんな彼と高校2年生で同じクラスになり、私は嬉しくて舞い上がってしまった。



だけどまさか、あんなことになるなんて…………



この時の私は思いもしなかっただろう。