苦しい悲しい辛い。


けれど、


楽しい嬉しい愛しい。


淡くてすぐに消えそうだったけど、あたし達は必死にもがいて抗った。


これが運命なのか・・・って、諦めかけた時もあった。


でも2人で乗り越えようって、決めたんだ。


運命なんて、ひっくり返してやろうって。


あたし達の恋には、たくさんの重みがあった。


あたし達はまだ子供で、背負うにしては大きすぎたんだ。


どれだけ辛くても、愛があれば大丈夫だって、気付いたんだ。


あたし達の初恋は、涙だらけでした―――。