ケータイ小説 野いちご

世界が色づくその瞬間

新しい街で

いよいよいとこの家に向かう日がやってきた。

「いい?姫香!ちゃんと挨拶するのよ!礼儀正しくいるのよ!いい子でいるのよ!」

「もーーーーーー!!うるさいな!分かったよ!!」

私は、しつこくお母さんに念を押されていた。

「じゃあ…。行ってくるね!」

新幹線に乗って私は、いとこの家に向かった。

ずっと住んでた東京を離れるとなると少し寂しいな……。

そう言えば、いとこの家一体どんな所だろう?

すごく小さい時に一回だけ行ったことあるけど、全然覚えていない……。

でも、駅まで向けにきてくれるって言ってたから大丈夫だよね?

私は、段々不安になってきた。


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