朝、朝食の後片付けをして出かけようとしたらチャイムがなり、出ると褐色で執事の男性と同じく褐色の豪華の装飾の男性が立ってました。
「羽鳥彩香さんのご自宅でしょうか?」
「そうですけど、どちら様でしょうか?」
「申し遅れました。私達はドラウト王国から、参りました。私はウィリアム・ジョアス国王の秘書をしております。」
ドラウト王国のウィリアム・ジョアス国王と言う名を聞いたとだん少女は、遠い国の竜と共存する国なのは知っていたがこんなところに来るわけがないと悩んでいると王が腕をつかみ引っ張ってきました。
「え・・・っ?ってちょっと待ってどこに行くの?」
「俺の国ドラウト王国に来てもらう。そんなもって俺の嫁になってもらう。」
「せ、説明になってないです。」
「国会のある部屋の中で説明をしますので、我慢してください。」
護衛つきのリムジンに乗せられ国会まで動き始めてリムジンの中で話をし始めました。
「いきなり、連れ出して申し訳ございません。実は、竜達の話を分かり、理解できる一族がいました。3つ前の王がその一族を嫌がり切り捨てたのです。その一族は、逃げるようにこの日本に住み暮らしていた一族がいました。それが羽鳥彩香さんの一族なのです。その一族がいないことで竜の近郊がバラつきました。先代の王妃、ウィリアム様のお母様が竜に襲われましてその時に身ごもり産まれたのが今の王様なのです。先代の王と王妃がこのままでは危ないと考えられまして、ウィリアム様が手を挙げられまして、彩花様を探し出しお迎えに上がりました。申し訳ございませんが、ずっと一人暮らしと見受けられたんですか、ご両親はご在宅でしょうか?」
「いたか分かりません。もの心着くころには両親はお金を入れるだけで実際には親に捨てられのと同然ですし、変な力のせいか友もいないんです。」
「そのは目覚めていたんだな。いつから、その変な力に気づいた?」
「ええっと・・・物心ついた頃には気づいたかしら?」
「早く見つけてあげられずにほんまにごめんな。これを見て何言ってるか分かるか?」
執事の人がタブレットを見てきて、竜の吠えあってるところの動画を見て彩香はすぐに分かりました。
「竜と人間の関係や、順位が狂ってるせいで統一されてないことに吠えてるんです。きちんとした順位を直してあげなきゃ、悪くなります。そうじゃなきゃ、とも食いや、人間を襲うと言うパニックを起きてますし、空腹になってます。」
「なるほど。どうしてそう思うのかな?」
「んー・・・なんで言えば分かるんでしょうか?声といいますか、気持ちが伝わるんです。この子達の声が聞こえるんです。」
「そうか。彩香さんと言う君を辛く悲しい人生を送らせてしまったな。もっと早く見つけてやれなくてすまなかった。」
「どうして、私を気にかけてくれるんでしょうか?私とウィリアム様とは初めてお会いしますし、私以外でもよろしいんじゃないでょうか?」
「彩香さん一族以外の人は食捕対象として立替えでも危険しかない。綾香さんの一族を調べさせていただきました。父上と母上の事をお聞きしますか?」
「一様、聞かせください。」
「辛くきつい現実だけど受け入れる覚悟できてますか?」
「私の居場所がない、生きる意味がないのでとりあえず聞いといても良いかと思いまして。」
「あなたと出会えたこと、生きていて良かったと思えるようにしよう。ジョアン。両親を聞かせよ。」
執事の口から事実聞かせらせても平然といました。
「おやまぁ。聞いても動揺しないんだな。」
「そうですか?私はこんなことだと思いました。王の嫁として日本で報道されたとしても両親が来るかも知れませんし、親から仕えていた人も信じていいものか分からなくて。」
「確かにな。彼は彩香さん両親に仕えていたみたいだな。」
「ええ。態度もそうですが、一番に気になったのは言葉です。祖母の時から仕えてるみたいですが、ドラウト語と違うんで他国の人なのにも関わらず日本の名前がおかしいのです。」
「なるほど。しかし、ここで話す必要ないな。これから俺が話すことはよく聞いてほしい14歳でも物分かりいいはずだ。俺の話を聞いてきちんと判断するんだ。いいな?」
「わかりました。聞いてもいいですか?」
「いいだろう。何でも言ってくれ。」
「は、はい。私の家に来た時に私を『俺の嫁になってもらう。』と言いましたが、私が聞こうとしているのと関係ありますか?」
「関係ないな。『俺が嫁になってもらう』と言ったのは、2年前に1回会った時に一目惚れしたからだ。これから話すことは、重要だから、よく聞いてほしい。調査をして分かったんだが、両親は離婚をし、それぞれ新たな家族を持っている。彩香さんは親権放棄され、国にも見放されしかも両親から家賃、生活費の金銭しか入れてないから生活が苦しいんじゃないか?」
「そうですか。調べていただきありがとうございます。」
「驚かんのだな。」
「そうでょうか?私の所に定期的にお金を入れるけど、手紙が来る時は、遅れる時か、臨時に入れる以外ないですし、会いにこないですし、名前も変わっていたので予測は着いてました。私は、小さい時に捨てられたのだと。分かりましたから、今さら、驚くことはないかと。国にも見捨てられとるのだと思うと辛いですね。」
「『思う』んじゃない。実際にもみすてられてる可能性があるんだ。それを聞く。もしか違うのであれば彩香さんをうちの国で暮らしてもらう。」
「それは花嫁としてではなく、竜たちの使い手として、来てもらうって話ですか?」
「そんなに警戒しなくていい。俺の国に来てもらうのは竜たちの使い手と言いたいが、俺の花嫁になってもらいたい。俺は、彩香さんの事が気にったからだ。1人は寂しい思いをさせた分を俺が埋めてやりたいんだよ。」
「もう。着きになります。国会でも戦いになりますよ。彩香さん。彩香さんがこれから、どうするか決めてください。時間もそんなにないはずなので。」
「私が決めてもいいんですか?」
「ああ。このままの辛い生活がいいのか、新しい生活にチャレンジするかは決めくれればいい。さぁ。彩香さんお手をどうぞ。」
「あ、ありがとう・・・ござい・・・ます。」
国会のテレビとか見るところに案内されました。
「ドラウト王国のウィリアム・ジョアス国王ようこそ日本へいらっしゃいました。後ろの女性は一般の女性は、立ち入り禁止だから、さっさと出なさい。」
「彼女を悪くいうのは許しませんよ。彼女も必要な方なのでお呼び致しました。」
「彼女が必要とはどういうことでしょうか?」
「我が国には竜がいるのは、ご存知ですよね?竜使いが日本にいると知り、探し出し、彼女の現状を調べますと、彼女は、両親の離婚そのまま捨てられ、お金を入れとけばいいと考えます。」
「じゃあ施設に入れればいいじゃない。なのになんでそんなことしないのか知りたい。」
「施設に入れればたらい回しになりますし、保護者会や、授業参会でも文句言われたことはありますか?」
「確かにないし、貰ってないわ。」
「国が配慮したんですよ。彩香さんが何するか分からないだろうと考えだろうな。」
「そうですか。このままの生活が新たな生活がと言った理由があって言ったんですよね?その・・・申し訳ないんですか、理由をお聞かせください。」
「ああ。このままの生活が新たな生活がの話だな。その前にさん付けつるのもやめるか。新たな生活に彩香専属のメイトや、執事も付けるし、沢山の勉強して、自由に彩香を行けるようにしたいし、俺は、彩香のこと好きになったから、支えてやりいんだ。」
「私にのダメに?」
「ああ。そのどうりだ。もう少しで国会に着く。話し合いまでにこのままの生活が新たな生活にするか決めて欲しい。いいか?」
「・・・分かりました。」
「あとどれ位で着く?」
「あと、20分で着きます。」
「ありがとう。彩香。中校行ってるのか?友達もいるのか?」
「あの、バイトもできる高校に通うダメに勉強中です。。友人もいなく、部活もやってないんで勉強しかやってないです。卒業後にバイトもできる高校に通えれる学校も探してます。」
「なるほどね。成績の方は分かるか?」
「私の調査ですと、優秀で名門校にも入試できるくらい優秀でございます。」
「なるほど。一年半は俺の国から、通って卒業して、20歳になる所まで俺の妹として、俺の国の勉強としきたりを学んでもらうのはどうだい?」
「ええっと、そうなりますといろいろ大変になるんじゃないでしょうか?」
「例えば?」
「学費、親が送るお金とか、家の事とかもありますし、それに、元両親がドラウト王国に乗り込んで来たらとか悩んでおります。」
「家の私物は、こちらに送ればいいし、学費は、こちらか負担しましょう。親が送る仕送りは、親が乗り込んできた時に手を打つ時に使います。俺のとこに来てくらさないかというお誘いだどうする?」
しばらく考えで答えました。
「・・・分かりました。もう1人は嫌ですし、ウィリアム王様も大変かつ手をかけさせずに済みますしね。」
「彩香は物分りのいい子だ。特別だ。俺もウィリアムと呼べ。いいな?」
「ウィリアム様。そんな事許しては。」
「構わん。こんなに話をして、急な決断をさせた俺への褒美にしかならん。そうだろ?彩香はお金も宝石も何も欲しいと思うか?」
「そのどうりです。しかし、ウィリアム様と呼んでもよろしいんでしょうか?」
「ああ。いい。そう呼べ。俺のところで学がいい。最大の愛ともてなして差し上げようぞ。」
「勿体なきお言葉です。」
「俺の国に来る際は、彩香、お前は、俺の将来の許嫁と言うことだ。何があっても俺の俺の嫁に変わらぬ事だ。いいな。」
「か、かしこまりました。」
「かしこまらなくていい。これからは普通に話しなさい。国会にいる時や国の訪問とかも俺にふさわしい女になれとは言わぬ。俺が言いたいのは無理をしないでほしいということ。何かあれば俺に遠慮なく言ってくれ。彩香の居場所を作ってやりたい。生きてて良かったと思えるようにしてやりたいんだ。」
「なんで‥なんで私にそこまでしてくださるんですか?国民、国のダメですか?ウィリアム様自身のダメでしょうか?」
「それもそうと言いたいが彩香も生きていて良かったと思う人生であったか?ないとしたら、我が国に来てよかったと思える人生にするのもいいかと思うぞ。」
「ウィリアム様。自身より国民と部下、私を幸せで代わりに自分自身の身を滅ぼす行為してるんですか?」
「その道理でございます。彩香様。自分自身の身を大切にして欲しいと願ってるのに聞き届けてくださらないので困っております。」
「昔、何があったんですか?」
「えっ?なんで?」
「ウィリアム様がテレビを拝見してる時と、私達と話してる時の顔が全然違います。ウィリアム様が私と話してる時にたくましい顔ではなく悲しく辛い顔してります。何があったとしか見えないです。」
(会ってそんなに時間経ってないのにこんなに分かるとはすごいなぁ。)
「今、我が国では竜達の理解してくれる人が多いが、竜使いがいない分、俺が王の業務と竜使いの代理をやっている。」
「もし、私がウィリアム様の嫁入りしたとしてもウィリアム様と同じ負担がかかることには変わらないのではないでしょうか?」
「いい所についてくれたな。もし、彩香がしてくれたならば2人で王の業務と竜使いを両方こなせばいい。それに、彩香は今までの苦労を労いたい。」
「私にこだわるんですか?」
「いずれ分かることでしょうが母親の血筋なんだが、彩香の母親はどどうなった?」
「他の男と結婚した。私の事、捨てられた。」
「そう。俺のところ来たら彩香の身を守られるし身の回りもしてくれるメイドや執事も付けよう。」
「ありがとうございます。」
「どうした?どこか辛いんだ?」
「捨てられた私にこんなに優しくしてくれるんですか?すごく嬉しくてしょうがないんです。それに、許嫁と行ってくれでこんな私にどうしてそんな事言ってくれるかが不思議でしょうがなかったの。」
「そうか。その涙に誓って彩香を守らせてくれないか?」
「ウィリアム・・・