ケータイ小説 野いちご

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浮気してるくせに平然な彼

◆変わる、気持ち。





またゴロンとソファに横たわると母さんは呆れながら
『良いから起きなさい』と、具合悪い俺を叩き起こそうとした。




「…俺、頭痛いんだって」





見て分かれよくらいの視線で、母さんを睨むと
負けじと、母さんも俺を睨んできた。




「アンタ、一方的に麗美ちゃんに別れ告げたんだって??」




「……は?? いや、言ってな『良いから仲直りしてきなさい!!!』





あーーーーーもう。本当面倒くせぇ!!!





今までにないくらいイヤな顔をしながら、嫌々ながらも仕方なく立ち上がる。





母さんにまで嘘吐きやがって。本当、いい加減にしろよ。





玄関先に行くと、申し訳なさそうな顔で俺を見る麗美と、目が合った。




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