ケータイ小説 野いちご

約束

前日の約束

もし明日1回でも負けたら今日が最後の練習になるのかな。




今日の残ってやってた自主練の時ふとそんなことを思った。




私はこの女子バスケ部の部長で必死に練習してきた。



辛いこともあったけど県大会行くことを目標にやってきた。




「なにボーとしてんだよ。」




と、後から声をかけられ振り返ると




男子バスケ部の部長の陽介がいた。




「ボーとしてないし。




…明日のこと考えてたの。」




「そっか。明日だな。」




沈黙が続く。




「…勝てるかな。」




普段は部長だからこんな弱気なこと言わない。




けど陽介の前だと同じ立場っていうのもあってつい本音がでちゃう。

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