優喜「何か分かったか?俺のところは結構な収穫があった。」












沙羅もなにやら収穫があったように見える。













優喜「俺の親父が手ぇ貸してくれるってよ。それと、進藤 唯。施設長が悠の父親だってこと。」












沙羅と麗はそれを聞いて目を見開いた。











麗「うそ。なんでそんな。それじゃぁ、あまりにも悠が可哀想だよ。でも、その情報を知っていた親父さんも流石っていうか…」













その反応にに改めて親父は凄いなとおもった。











沙羅「こちらも、そうなのですが、私の父も手を貸してくれることになりました。」












沙羅の父親は大病院の医院長で親父と同じ暴走族の副総長をしていた。













俺の親父とは旧知の仲だ。











麗「えぇ!?二人ともこの短時間で歴代最強と言われたあの二人を味方につけるなんて…」












それから暫く、麗はぶつぶつ“やっぱりすごいな”とか独り言を言っていた。












沙羅「私たちの父親の話で遮られたのですが、悠の父親が進藤唯=施設長であることには間違いないのですか?」