「なぁ、長谷川…お前将来何になりたいんだ?」

高校受験前、どこに行くかも決まっていない私へ先生が呆れならがも放った言葉


何になりたいんだ?

何度も何度も考えてみた

花屋…いや、私は花に興味が無い
本屋…確かに本を読むことが好きだ
でもそれはラノベやマンガに限ったことで本屋で働きたいほど好きな訳では無い
哲学とかにはまるで興味が無い

なら普通科で学んでそれからやりたいことを見つければいい
これは即座に却下



五教科をやるのは嫌だ
きっと普通科は五教科メインの中学と何も変わらない毎日になるだろう

数学と英語が苦手だ


もはや高校に行くのをやめろ
と言いたいほどの我儘だったと思う